パーティション情報を削除してしまったHDDの復旧を Ubuntu 上の TestDisk を用いて復旧する。
先日手違いでOSインストール時に誤って別のHDDのパーティション情報を削除してしまった為
Ubuntu に TestDisk をインストールし、それを用いて復旧を行いました。
この情報については以下の情報を参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。
ハードディスクを復旧させる「TestDisk」 | Viva! Ubuntu!!
「TestDisk」の使い方 - パソコントラブルと自己解決
復旧作業
※以下で使用しているスクリーンショットは復旧後のもので、行っているため
説明とズレるものがあるかと思われます。
TestDisk をインストール
sudo apt-get install testdisk
自分が使用したバージョンは 6.11-1 となっていました。
起動
端末上で以下を実行します。
sudo testdisk
HDDの情報が表示されます
HDDの情報が表示されますので、選択したものが正しいことを確認します。
パーティションパターンの選択
Windows や Linux で作成したパーティションは [Intel ] Intel/PC partition を選択すれば良い用です。
深く調査できていないので、ご使用される場合は注意されてください。
パーティション情報の解析
現状のパーティション情報が表示されます。
現状のパーティション情報が表示されます。
[Quick Search]を選択し、エンター。
エンター押下後、以下の問い合わせがくるので Y を押下。
Should TestDisk search for partition created under Vista ? [Y/N] (answer Yes ifunsure)
サーチ結果のパーティション情報の表示
先ほど行ったサーチ結果としてのパーティション情報が表示されます。
これと思われるサーチ情報を選択し、 P を押下します。
するとそのパーティション情報下のディレクトリ、ファイル情報が表示されますので
そのパーティションで間違いがないと分かったら q を押下。
パーティション情報の書き込みを行う
最初のサーチ結果画面に戻りますので、先ほど確認したパーティション情報を選択し、エンター。
以下の画面で [ Write ] を選択し、エンター。これでパーティンが書き込まれます。
終了、再起動
その後、再起動をせよとのメッセージが出たら testdisk を終了し、OSの再起動を行います。
自分の場合は上記手順でパーティション情報が復帰し、HDD内のファイルに正常にアクセスが行えるまでに復旧致しました。